ケルト十字スプレッド

スプレッド解説

【概要】

ケルト十字スプレッドを解説します。

ケルト十字スプレッドは、物事に対する結果を見るときに活躍します。

また、枚数が多いので、判断材料が多い事も利点。リーディングし易いです。

【スプレッド展開図】

【ポジション解説】

①現状:質問の主体(主語)の現状を表します。

②アドバイスカード:その質問「全体」(※質問の主体とは限らない)に対して、カードが教えてくれるアドバイス。

③過去:現状に至った原因を描写。

④近未来:近い未来を表す。ゴールではない。(まだ途中。)

⑤潜在的な要因:表には出てきていないけれど、全てのカードに影響を与える重要なカード。

⑥最高の可能性:この問題がどこまで到達する可能性があるのかを示す。ポジティブなカードなら、最高の場合〜なる。ネガティブなカードなら最悪の場合〜なる。

⑦主体の状態・状況:質問の主体(主語)の状態・状況を表す。

⑧周囲の状況

⑨主体の能力:カードがポジティブな場合は、主体の有利な点/カードがネガティブな場合は、不利な点を表す。

⑩最終結果:※このカードだけに囚われない。あくまで、カード全体を見て判断する。

<リーディングのポイント>

①③④⑦⑧⑨⑩のカードをリーディングする際は、常に、②アドバイスカード・⑤潜在的な要因・⑥最高の可能性を意識すること。

例)

  • ①のカードの内容を選択する際に、②⑤⑥のカードの事を考えながら決定する。
  • ⑦のカードの内容を選択する際に、②⑤⑥のカードの事を考えながら決定する。

実際は、いちいち考えながらやっていたら頭がパンクしてしまうので、カードの意味の選択に迷ったときだけで大丈夫です。

【リーディング例】

【質問内容】今日面接を受ける会社は私がいきいきと働ける会社か?

【スプレッド展開】

現状:ペンタクルのキングの正位置

アドバイスカード:カップの3

過去:吊るし人の正位置

近未来:ペンタクルの10の逆位置

潜在的な要因:ワンドの4の正位置

最高の可能性:ワンドの5の正位置

自分の状況:力の正位置

周囲の状況:かっぷの7の逆位置

自分の能力:ペンタクルのクイーンの正位置

最終結果:ワンドのエースの正位置

【リーディング】

<一枚ごと>

現状は、ペンタクルキングの正位置。自分の転職の軸に対して自信があることが伺えます。

アドバイスカードは、カップの3。

カップの3は、協力して何かを成し遂げることを示します。協調せよと言っているようです。

過去は、吊るし人の正位置。

吊るし人は、自己探究を表します。転職活動についていろいろと自分の中で軸を決めたことを表しているようです。

近未来は、ペンタクルの10の逆位置。

ペンタクルの10の正位置は、自他共に満たされていることを表します。

逆位置なので、完璧に満たされるというわけではないのだけど、そこそこ満足しそうではあります。

潜在的な要因は、ワンドの4の正位置。

ワンドの4は、祝福・安定を表します。

最高の可能性は、ワンドの5の正位置。

ワンドの5は、争いなどの意味を持ちますが、スプレッドを見ると、全体的に悪いカード少ないので、切磋琢磨程度の意味だと思われます。

自分の状況は、力の正位置。精神力でコントロールできることを表しています。

周囲の状況は、カップの7の逆位置。

カップの7の正位置は、理想・幻想などを表します。

逆位置なので、現実路線(仕事は仕事。プライベートはプライベート)と考えてる人が多そう。

自分の能力は、ペンタクルのクイーンの正位置。

ペンタクルのクイーンは、育成力のある人を表します。育成力を発揮できれば、会社に貢献できると思われます。

最終結果は、ワンドのエース。

ワンドのエースは、活力・やる気が生まれることを表します。やる気がみなぎりそうです。

<まとめ>

働く環境的には意外と良さそうです。

能動的に働くことができて切磋琢磨して働けそう。

働き甲斐がありそうだと感じました。

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